仲介会社の役割とは?
突然ですが、何かとトラブルが起こりがちな不動産投資・賃貸経営、以下のようなケースではどのように考えられているかご存知でしょうか。
【売主Aさんが所有不動産を売却した際に起こったケース】
売主Aさんは不動産の売却を仲介会社に依頼し、希望の価格で無事売買契約成立!
しかも融資条件なし!
契約時に仲介手数料の半金を仲介会社へ支払い、あとは決済を待つばかり♪
・・・と、思っていたらなんと買主が手付解除をしてきた!
最初はびっくりしたが、
「まあ手付金分儲かったと考え、よしとしよう。決済に至らなかったから仲介手数料の半金を返してもらおう」
と思い、仲介会社の担当に連絡をしました。
さて、本ケースの場合、売主Aさんは仲介手数料の半金を返してもらえるのでしょうか。
皆様が予想されております通り、本ケースでは仲介手数料の半金を返還していただくのは難しいです。
「決済に至ってないのに?」
と思われた方も多いと存じますが、仲介会社のメインとなる役割は
「売買(または交換)契約を成立させること」
であり、実は契約成立後の決済業務というのは売主・買主がメインで行うことで、仲介会社は両人を「補助」するという立ち位置になります。
よって、本ケースでは「契約成立」に至っておりますので、仲介手数料の半金を返還していただくのは難しいです。
むしろ、残りの半金も請求される可能性もあります。
もちろん、上記はあくまで媒介契約書上の文言をそのまま表した内容であり、実際には決済業務まで主導で行う仲介業者がほとんどのため、今では当たり前のようになっております。
当たり前のようになっておりますゆえ、売主Aさんのように「決済に至ったら支払うもの」と誤って認識してしまいますと、予期せぬトラブルの元になってしまいます。
媒介契約書の文言のままですと仲介手数料全額支払う必要がありますが、では実際にはどうなっているのでしょうか。
実際には案件によりケースバイケースであり、また、仲介会社によって異なります。
仲介会社によっては、
・媒介契約書の通り、全額申し受ける会社
・契約時に受領済みの半金を申し受ける会社
・手付金の範囲内で賄える分のみ申し受ける会社
大きく上記3通りの、いずれかの会社が多いと存じます。
対策は?
・事前に仲介会社にスタンスを確認する
・手付金の額を仲介手数料が支払える額に設定する
といった対策が考えられます。
融資条件付きの契約で、融資が付かず白紙解除になった場合も仲介手数料を払う必要があるの???
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